横浜スタジアムの目の前にある「東横イン横浜スタジアム前」には、「1」と「2」の2つの宿泊棟があります。
同じ系列ホテルで立地もほぼ隣同士ですが、「どっちを選べばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、料金や客室タイプ、建物規模や駐車場の使い勝手、さらに無料朝食サービスの違いまで徹底比較します!
特に押さえておきたいポイントはこの3つです。
・客室タイプと広さ・価格の違い
・建物規模と駐車場条件の差
・無料朝食スタイルの特徴
それぞれの宿泊棟の特徴は以下の通りです。
- 部屋は全体的に広め(シングル12㎡・ダブル/ツイン16㎡)
- セパレートツインあり(1号館限定)
- 駐車場は1泊1,100円と安め
- 朝食は「具おむすび style」で短時間派に便利
- 客室数は276室で1号館の約1.7倍と大規模
- シングルは9〜12㎡、エコノミーシングルでさらにリーズナブル
- 駐車場は24時間1,500円で出入りしやすい
- 朝食は「ビュッフェ style」でしっかり食べたい人に人気
ちなみに、横浜スタジアム前1と2は神奈川県横浜市のふるさと納税対象施設です。
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ここからは、東横イン横浜スタジアム1と2の違いを、5つの視点で細かく比較していきます!
東横イン横浜スタジアム1と2の比較5項目
「東横イン横浜スタジアム前1」と「東横イン横浜スタジアム前2」は、関内駅から徒歩圏内にある姉妹ホテルです。
両館とも2003年に開業して築年数は同じですが、規模感、部屋の広さやタイプ、そして料金設定には違いがあります。
ここでは宿泊者が気になるポイントを5つに分けて比較していきます。まずは料金と部屋タイプから見てみましょう!
① 価格と部屋タイプの違い
部屋タイプ | 横浜スタジアム前1 | 横浜スタジアム前2 |
---|---|---|
シングル | 12㎡ 広めでゆったり | 9〜12㎡ エコノミーシングル9㎡あり |
ダブル | 16㎡ ゆったりした広さ | 12〜14㎡ エコノミーダブル12㎡あり |
ツイン | 16㎡ セパレートツインあり(1限定) | 14㎡ ややコンパクト |
プレミアムプラス | 12㎡ | 9㎡ |
広さで見ると「1号館」の方がゆったりしています。
例えばシングルなら、1号館は12㎡、2号館はエコノミータイプだと9㎡とコンパクト。
広さを重視する人にとって、この差はけっこう大きいですよね。
料金を比べると、その分シングルは「2号館」の方がわずかに安めに設定されています。
ダブルは1の方が広いにも関わらず、料金は1の方が安いです。
部屋タイプ | 横浜スタジアム前1 | 横浜スタジアム前2 |
---|---|---|
シングル | 7,637円〜12,320円 | 7,160円〜11,770円 |
ダブル | 8,400円〜21,120円 | 10,500円〜21,120円 |
ツイン | 10,500円〜21,120円 | 10,500円〜21,120円 |
プレミアムプラス | 9,240円〜13,200円 | 9,240円〜13,200円 |
このねじれ現象の理由は分かりませんが、安い部屋に泊まりたい方は、泊まりたい部屋タイプがどっちの館が安いかを確認してみる必要がありそうです。
プレミアムプラスルームについては料金は同じですが、広さは1号館が12㎡、2号館は9㎡と差がありますので注意。
のびのび部屋を広く使いたい人には1号館
狭くても料金を抑えた客室を選びたい人には2号館
がおすすめですね!
② アクセス(駅・観光地への近さ)
アクセス面は隣合った建物のためほぼ変わらず、甲乙つけがたいです!
下記の地図のように隣同士に並んでいるため、どっちも横浜スタジアムや関内駅から歩ける距離で、ナイター観戦やイベントの前後でも移動ストレスが少ない立地です。
観光で中華街や山下公園に行く場合も、距離と動線はほぼ同条件。
強いて言うなら、出入口が横浜スタジアムに近いのは「横浜スタジアム1」ですが、
実際に道路の向こう側に渡るとなると、「横浜スタジアム2」の出入り口の方が歩道橋の階段の目の前なのでアクセスはいいです。
本当にその程度の違いしかないので、どっちを選んでも問題ないですよ!
③ 部屋の快適さ(面積とタイプ構成で選ぶ)
観点 | 横浜スタジアム前1 | 横浜スタジアム前2 |
---|---|---|
シングル | 12㎡(標準)。ゆとり重視。 | 9〜12㎡。エコノミーシングル9㎡あり=最小限でOK派に便利。 |
ダブル | 16㎡。2名でも動きやすい。 | 12〜14㎡。エコノミーダブル12㎡はコンパクト。 |
ツイン | 16㎡。セパレートツインは1号館限定。 | 14㎡。ややコンパクト。 |
プレミアムプラス | シングル12㎡。空間に余裕。 | シングル9㎡。必要十分でミニマム。 |
結論として、快適性の軸は「広さ」か「最小限か」で分かれます。
荷ほどきや支度のしやすさを重視するなら1号館の面積メリットが効きます。
「横浜スタジアム前1」限定でセパレートツインの部屋があるのも大きな違い。
真ん中に水まわり(お風呂やトイレ)があって、その両側にベッドを1台ずつ置いた部屋で、ベッドがしっかり離れているから、友達同士や親子でも気をつかわずに眠れるのが嬉しいポイントです!
一方、荷物が少なく、さっと寝て出る短期滞在や一人出張なら、2号館のエコノミー系が価格・動線の両面でちょうどいい選択肢になりやすいです。
室内の広さは感じ方の個人差もあるので、写真ギャラリーや予約画面の客室写真で直近の状態をチェックして選んでみてくださいね!
④ サービス内容(朝食・Wi-Fi・設備)
項目 | 横浜スタジアム前1 | 横浜スタジアム前2 |
---|---|---|
朝食スタイル | 具おむすび style おむすび+具沢山みそ汁 | ビュッフェ朝食 style スープ+日替わり料理 |
Wi-Fi | 全館無料 | 全館無料 |
その他設備 | ランドリー・自販機・レンジあり | ランドリー・自販機・レンジあり |
サービス面では、両館ともWi-Fi完備やランドリー設置など基本仕様は共通です。
大きな違いは「朝食スタイル」。
1号館はボリュームおむすびと具沢山みそ汁をメインにした「具おむすび style」。
短時間でタイパ良く食べたい出張客や忙しい朝に向いています。
一方2号館は、スープにこだわった「ビュッフェ朝食 style」。
日替わりで数種類のスープやご当地料理が並び、ゆっくり朝ごはんを楽しみたい人に人気です。
どっちの館も、朝食会場は出発前の時間帯に混雑しやすいのが実情。
特にビュッフェ形式の2号館はそもそもの総客室数が1号館の約1.7倍あるため、人が集中しやすい傾向があります。
ただし、どっちの館も料理を部屋に持ち帰って食べられるので、混雑を避けたい人や自分のペースで食べたい人にも安心です!
「おにぎり派」なら1号館
「バイキング派」なら2号館
⑤ 客室数・建物規模
横浜スタジアム前1 | 横浜スタジアム前2 |
---|---|
163室 | 276室(1号館の約1.7倍) |
建物規模は2号館が圧倒的に大きく、客室数は1号館の約1.7倍あります。
このため、2号館は大人数や団体利用にも対応しやすく、予約枠が多いのも安心ポイントです。
一方で、1号館は2号館に比べると規模が小さいため、極力人とすれ違いたくない方には無難な選択肢かもしれません。
「比較的静かな環境が好み」の場合は1号館
「大人数での予約、賑やかでも問題ない」場合は2号館
人数や予約状況に合わせて、規模の違いも視野に入れて選ぶと良いですね!
⑥ 駐車場
横浜スタジアム前1 | 横浜スタジアム前2 |
---|---|
1泊1,100円 利用時間:15:00〜翌10:00 車高2m以下 | 24時間1,500円 入庫から24時間単位 車高2m以下・車幅1.80m以下 |
駐車場は料金体系と使い勝手に違いがあります。
1号館は1泊ごとに1,100円と安めで、長期連泊でもコストを抑えやすいのが魅力です。
一方で2号館は24時間1,500円制なので、チェックイン・アウトの時間を気にせず利用しやすい仕組みになっています。
車利用が多い人なら
「安さ重視の1号館」
「時間を気にせず自由に出入りしたい人は2号館」
と、目的に合わせて選ぶのが良さそうです。
⑦ 利用シーン別のおすすめ度
シーン | おすすめ館 | 理由 |
---|---|---|
ひとり出張・短期滞在 | 2号館 | エコノミーシングルで安く泊まれる。規模も大きく予約が取りやすい。 |
カップル・家族旅行 | 1号館 | ダブル・ツインが16㎡でゆったり。セパレートツインは1号館限定。 |
団体・グループ利用 | 2号館 | 276室と規模が大きく、大人数でも安心して予約可能。 |
車利用 | 両方(目的次第) | コスパ重視なら1号館、24時間出入り自由を求めるなら2号館。 |
長期滞在や荷物が多い場合 | 1号館 | 部屋が広く、荷物整理や作業スペースに余裕あり。 |
まとめると、広さと快適さを重視する人は1号館、コスパや団体対応力を求める人は2号館が合います。
また、車で訪れる人は「料金の安さ」か「24時間出し入れ自由」か、どっちを優先するかで決めやすいです。
最終的には「誰と泊まるか」「どんな予定か」を考えると、自分に合う館が自然と見えてきます。
とはいえ、両館とも同じ東横インの安定サービスがあるので、大きく外す心配はありませんよ!
実際の口コミ比較|東横INN横浜スタジアム前1・2の違いと選び方
「東横INN横浜スタジアム前1」と「東横INN横浜スタジアム前2」は、部屋タイプや広さ、朝食内容や規模が若干違うだけなので、口コミから両館の決定的な違いはあまり感じられません。
その部屋の広さや規模、朝食についてなども、個人によって感じ方は様々なようです。
参考までに口コミをまとめてみました!
※2025/8/23時点の楽天トラベルの口コミを参照。
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東横INN横浜スタジアム前1の口コミ
★総合評価:4.04(口コミ件数:437件)
スタジアム至近の立地:
横浜スタジアムの目の前で、観戦後すぐに帰れる点が好評。中華街や関内駅も徒歩圏で観光にも便利。
朝食のおにぎり:
種類が豊富で「出来立てが美味しい」との声多数。持ち帰り対応も一人利用には好評。
スタッフの対応:
フロントや清掃スタッフの対応が丁寧で「以前より改善された」との評価も。
清潔感ある客室:
シンプルながら掃除が行き届いていて快適との声。高層階は比較的広めで快適。
料金の手頃さ:
野球開催日でも大きな値上げがなく「コスパが良い」と評価されている。
朝食会場の混雑:
利用者が多く「落ち着いて食べられない」「補充が遅い」との声が目立つ。
部屋の狭さ:
シングルルームは特に「窮屈」との感想があり、荷物が多い人には不向き。
施設の古さ:
一部設備に古さを感じるとの指摘あり。
エレベーター待ち:
一基しかないため、混雑時は不便という声がある。
スタジアムの音:
試合やイベントの音が部屋まで響くことがあるので、静かに過ごしたい人には注意点。
接客や清掃、朝食のおにぎりは概ね好評のようです!
「横浜スタジアム2」より部屋は広めですが、それでも狭いと感じる方もいるので、この辺りは本当に個人の感覚差ですね。
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東横INN横浜スタジアム前2の口コミ
★総合評価:4.29(口コミ件数:761件)
最高の立地:
スタジアムも中華街も目の前で、観光・観戦の拠点として抜群の利便性。
快適な部屋:
築年数の割に清掃も行き届いて快適。
スタッフ対応の良さ:
フロント・駐車場スタッフの挨拶や気配りが「感じが良い」と高評価。
朝食の工夫:
日によってメニューが変わる、ご当地メニューあり。カレー風スープなどちょっとした工夫が好印象。
料金の安定感:
イベント日でも大幅な値上げがなく「良心的」との評価が多い。
朝食会場の混雑:
イベントや休日は「かなり混む」との声が目立つ。
設備の老朽化:
ランプの故障や水漏れなど、古さを感じる部屋がある。
バスマット不足:
備品の準備が不十分なケースが報告されている。
チェックアウト時の不手際:
延長をしていたのに確認の電話があり「休めなかった」との声も。
窓からの視線:
向かいの建物と近く、カーテンを開けづらいとの指摘あり。
こちらも接客や清掃、朝食のビュッフェは概ね好評のようです!
「横浜スタジアム1」にも言えることですが、朝食の混雑や隣の建物と近くてカーテンが開けられない問題などが書き込まれています。
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東横イン横浜スタジアム1と2はどっちがおすすめ?
「東横イン横浜スタジアム前1」と「東横イン横浜スタジアム前2」は、立地やサービスはほぼ同じですが、部屋タイプや広さの違いでおすすめ対象が変わります。
ここでは、利用シーン別におすすめの人を整理しました。
① 東横イン横浜スタジアム前1がおすすめな人
- 広めのシングルやダブルでゆったり過ごしたい人
- 荷物が多い出張や長期滞在を予定している人
- カップルや家族で泊まりたい人
- セパレートツインを使いたい人(1号館限定)
1号館は部屋の面積が全体的に広めで、特にダブルやツインは16㎡あるため二人利用でも快適です。
シングルも12㎡あり、一人での滞在でも荷物を広げやすく、余裕をもって過ごせます。
また、1号館にしかない「セパレートツイン」は、ベッドを分けたい二人旅に好評です。
観光や長めの滞在、家族利用を考えている方には、広さを活かせる1号館が安心感のある選択肢です。
② 東横イン横浜スタジアム前2がおすすめな人
- 価格を少しでも抑えたい人
- 短期の一人出張や一人旅がメインの人
- 必要最小限のコンパクトな部屋で十分な人
- エコノミーシングルを使ってお得に泊まりたい人
2号館はエコノミーシングル(9㎡)があり、価格を抑えたい人に人気です。
同じシングルでも1号館より下限価格が安くなることがあり、短期滞在には特に向いています。
コンパクトながら必要な設備は整っており、寝て出るだけの利用には十分です。
「コスパ重視」「効率重視」という人にぴったりの選択肢になります。
東横イン横浜スタジアム1と2の良くある5つの質問
Q1. 料金に大きな差はある?
基本的には同水準ですが、シングルの下限価格は2号館の方が少し安いです。
一方、ダブルの下限は1号館の方がお得なケースもあります。
つまり「安く泊まれるのは常に1か2どっちか」ではなく、部屋タイプによって変わるのがポイントです。
総合的に見ると、価格差は大きくないため、部屋の広さや目的に合わせて選んだ方が満足度は高いです。
Q2. 建物や部屋の新しさに違いはある?
両館とも開業は2003年で、建物自体の古さは同等です。
室内リフォームや更新については公式に明記がないため、最新の状態は予約サイトの写真や口コミで確認するのが安心です。
したがって「新しさ」で大きな差を断定することはできません。
違いは主に部屋タイプと広さの構成に現れています。
Q3. 朝食やWi-Fiサービスに違いはある?
どっちも無料朝食付き、Wi-Fi完備、館内ランドリーありとサービス面は共通です。
提供内容は東横イン標準仕様で、館ごとの差はほとんどありません。
したがって「サービス面で優劣がある」と考える必要はなく、立地や部屋タイプを基準に選んでOKです。
利用者からは「どっちでも安心して泊まれる」という声が多いです。
Q4. ビジネス利用に向いているのはどっち?
コストを少しでも抑えたい出張者には、エコノミーシングルがある2号館が向いています。
ただし、パソコン作業や書類整理を長時間行うなら、デスクスペースと面積に余裕のある1号館の方が快適です。
「とにかく安く泊まる」なら2号館、「作業環境も確保したい」なら1号館と分かれます。
ビジネス利用でも、仕事の内容や荷物の量に応じて選ぶのが正解です。
Q5. 観光で泊まるならどっちが便利?
観光目線では、広さに余裕がある1号館の方が快適です。
カップルや家族で泊まるなら、16㎡のダブルやツインは移動や支度もしやすいです。
2号館はコンパクトですが、観光で「寝るだけ」なら十分対応できます。
「滞在時間を重視する旅行」なら1号館、「価格重視で活動メインの旅行」なら2号館が選ばれやすいです。
まとめ|東横イン横浜スタジアム1と2の違いを押さえて選ぼう
比較項目 | 横浜スタジアム前1 | 横浜スタジアム前2 |
---|---|---|
① 価格と部屋タイプ | シングル12㎡、広め/料金7,637円〜 | シングル9〜12㎡、エコノミーあり/料金7,160円〜 |
② アクセス | 関内駅北口から徒歩圏 | 関内駅南口からも近い |
③ 部屋の快適さ | 広さに余裕あり、セパレートツインあり | コンパクト設計、効率重視向き |
④ サービス内容 | 具おむすび styleの朝食 | ビュッフェ朝食 style |
⑤ 客室数・規模 | 163室 | 276室(大規模) |
⑥ 駐車場 | 1泊1,100円/時間制限あり | 24時間1,500円/出入り自由 |
⑦ 利用シーン | 広さ重視、家族旅行、長期滞在 | コスパ重視、短期出張、団体利用 |
「東横イン横浜スタジアム前1」と「2」は、立地や基本サービスは同じですが、客室の広さや料金、建物規模や駐車場条件、朝食スタイルなどで違いがあります。
広さや快適さを重視する人、家族やカップル旅行には1号館が向いています。
一方で、コスパや短期利用、大人数対応を優先するなら2号館が選ばれやすいでしょう。
また、朝食は「おむすび派なら1」「しっかりビュッフェ派なら2」と、自分の朝のスタイルに合わせるのもおすすめです。
どっちを選んでも、横浜観光やスタジアム観戦に便利な立地と、東横インならではの安心感は共通しています。
詳しくは公式サイトの宿泊プランも参考にして、自分の旅や出張にぴったりの館を選んでみてくださいね!