東横イン成田空港には「新館」と「本館」の2棟があり、どちらに泊まるべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、
「清潔感・最新設備・静かさ重視なら新館」
「広い部屋・コンビニ直結・独特な雰囲気や歴史を味わいたいなら本館」
がおすすめです!
- 新館は2017年建築の最新&東横インらしいシンプルなつくり。
静かで清潔、朝食会場も比較的空いている - 本館は元・プリンスホテルの巨大建物で、デラックスツイン(33㎡)や館内コンビニなど独自性が強い
- 新館から本館のコンビニへは1階通路で行き来できるが、深夜の品薄や混雑には注意
- どちらも価格・基本サービスはほぼ同じ。
部屋の「雰囲気」や「広さ」で選ぶのが満足度アップのコツ
新館・本館がオススメなのは、以下のような方です!
- とにかく新しいホテルが良い
- 清潔感や静けさを重視したい
- 東横インらしい安定のサービスを期待したい
- 朝食の混雑を避けたい
- 広いデラックスツインやエコノミーツインを使いたい
- 館内にコンビニ(ローソン)がほしい
- 元プリンスホテルの特別感や歴史ある雰囲気を味わいたい
- 荷物が多い、家族やグループで利用したい
項目 | 新館 | 本館 |
---|---|---|
建物の新しさ | 2017年建築・最新 | 1978年建築(2007年大規模改装)・歴史と個性あり |
部屋の広さ | シングル12㎡、ツイン15㎡ プレミアムプラスあり |
シングル12㎡、ツイン15㎡ デラックスツイン33㎡、エコノミーツイン14㎡ |
料金 | 本館とほぼ同額 (公式/予約サイトで変動あり) |
新館とほぼ同額 |
コンビニ | なし(本館ローソン利用可) | 館内ローソンあり(深夜は品薄注意) |
朝食会場 | 比較的空いている | 混雑しやすい |
空港ビュー | 一部客室で可(要リクエスト) | 一部客室で可(要リクエスト) |
アクセス | 両館とも無料シャトルバスあり、立地はほぼ同じ | 同左 |
雰囲気・特徴 | 東横インらしい造り、シンプル・清潔・静か | 元プリンスホテルのラグジュアリー感、館内広く非日常 |
ここからは、より詳細な両館の比較と、迷った時の決め手も分かりやすく解説していきます!
>>東横イン成田空港 新館の情報を見てみる【楽天トラベル】
>>東横イン成田空港 本館の情報を見てみる【楽天トラベル】
【比較詳細】東横イン成田空港 新館と本館の違いを8項目で徹底比較
ここからは、東横イン成田空港 新館と本館の違いを各項目別に詳しくみていきましょう!
① 建物の新しさ・清潔感
新館 | 本館 |
---|---|
2017年建築・東横イン標準型・最新設備 | 1978年建築(元プリンスホテル)・2007年東横イン化・大規模改装・清掃◎ |
新館が開業したのは比較的最近の2017年11月のことで、最新の設備を整えています。
東横インに泊まったことがある方には想像しやすいと思いますが、「The 東横イン」という感じの安定のクオリティ、馴染みの造りです!
良くも悪くもいつもの東横インなので、そのつもりで宿泊すれば大きな期待外れやガッカリ感はないかと思います。
一方、東横イン成田空港の本館は、元々ホテル日航ウィンズ成田だった建物を2007年12月5日に東横インが買い取り、運営を開始しました。
ホテル日航ウインズ成田は、成田空港が開業した1978年に成田プリンスホテルとして開業。
つまり、今東横イン成田空港本館として利用されている建物は1978年に建てられたもの。
・成田プリンスホテル
→ホテル日航ウインズ成田
→東横イン成田空港本館
と名前を変えながら、約50年もの間ホテルとして営業し続けている建物なんですね。
緩やかにカーブした側面(上から見ると三角形の辺が内側に湾曲している形)建物や、大理石を使ったロビー、ゆったりした部屋の造りなど、元々プリンスホテル系列のホテルだった特色が本館には残っています。
一味違った「東横イン」を味わえるのが本館のメリットですね。
どこか懐かしい非日常感が味わえるのが魅力ですが、新館に比べて「古さ」を感じる瞬間も正直あります。
ただし、東横インのこだわりで清掃やメンテナンスは徹底されているので、年季を感じつつも清潔さには問題ありません。
旅慣れた方や「一度は歴史あるホテルに泊まってみたい」人にもおすすめです。
新館は新しくて「The 東横イン」な部屋、本館は元プリンスホテルで年期は入っているが豪華な内装!
② 部屋タイプ・広さ・寝心地
館 | 新館 | 本館 |
---|---|---|
部屋タイプ・広さ |
シングル: 12㎡ ツイン: 15㎡(ベッド幅110cm×2台) プレミアムプラス: 15㎡ (上質ベッド・枕・シャワーヘッド等特別設備) |
シングル: 12㎡ ツイン: 15㎡(ベッド幅110cm×2台) デラックスツイン: 33㎡ (ベッド幅140cm+160cm/喫煙のみ) エコノミーツイン: 14㎡ (ベッド幅90cm×2台/コンパクト) |
新館の部屋は、いわゆる「東横イン標準」のつくり。
スペース効率を重視したシンプルな設計で、ビジネス利用・一人旅にぴったりです。
スーツケースの大きさによっては「広げて荷造りするスペースがないほど狭い」という口コミもありますが、ベッドの上やスーツケースを片方だけ開けて荷物を出し入れするなどして対応しているようです。
特にプレミアムプラスルームは、エアウィーヴのマットレスパッドや高級シャワーヘッドが使えるなど「お試し宿泊」感覚も味わえるのが新館ならではの特徴!
ツインでも15㎡と決して広くはありませんが、東横インらしい機能美が詰まっています。
>>楽天で「プレミアムプラスルーム」を見てみる
一方本館は、何と言っても33㎡の「デラックスツイン」が目玉!
家族やグループ、荷物が多い旅行者には特に重宝されており、広いベッドと開放感のある間取りでリラックスできます。
元プリンスホテル時代の間取りを生かしたお部屋なので、一般的な東横インの狭さとは無縁。
ただし、デラックスツインは喫煙室のみなので、禁煙派は要注意です。
>>楽天で「デラックスツイン」を見てみる
また、コンパクトなエコノミーツインも本館限定。
「寝るだけでOK、でも2人部屋が良い」というニーズに合います。
>>楽天で「エコノミーツイン」を見てみる
寝心地・ベッド幅は両館とも充分だけど、開放感・特別感は本館がやや優勢!
③ 料金・コスパ・予約の取りやすさ
禁煙ツイン 15m² 料金比較(朝食付)
館/プラン名 | 1名利用時 (1人あたり) |
2名利用時 (1人あたり) |
---|---|---|
新館
【無料の元気朝食付】いつでも安心価格♪
ビジネス・レジャーに!禁煙ツイン |
9,737~12,200円
(税込10,710~13,420円)
|
4,869~6,100円
(税込5,355~6,710円)
|
本館
禁煙ツイン【朝食サービス●全室LAN完備】
|
9,737~12,200円
(税込10,710~13,420円)
|
4,869~6,100円
(税込5,355~6,710円)
|
※料金は日付や予約タイミングによって変動します
新館 | 本館 |
---|---|
1泊5,000円台~ 公式・予約サイトのセールや会員割引もあり | 1泊5,000円台~ 料金設定は新館とほぼ同じ |
料金は、新館・本館で大きな差はありません。
上記の表は、東横イン成田空港本館の新館・本館それぞれの「禁煙ツイン 15m²/バス・トイレ付」の料金を、2025/8/4時点の楽天トラベルのプランで比較したものです。
>>新館「【無料の元気朝食付】いつでも安心価格♪ビジネス・レジャーに!禁煙ツイン」
>>本館「★禁煙ツイン【朝食サービス●全室LAN完備】」
日付や予約タイミングで微妙な違いが出るものの、同じ部屋タイプならほぼ横並びです。
新館のツインは人気が高く、満室になるのが早いので注意。
逆に本館はデラックスツインが空いていることも多く、広さ重視の人は本館を狙うのがコツです。
また、どちらも公式サイトやアプリの会員になるとさらに割引になる場合があります。
「できるだけ安く・広い部屋がいい」なら、両方で空き状況を比べてみると失敗なし!
>>東横イン成田空港 新館の宿泊プラン・料金を見てみる【楽天トラベル】
>>東横イン成田空港 本館の宿泊プラン・料金を見てみる【楽天トラベル】
④ アクセス・シャトルバス・立地
新館 | 本館 |
---|---|
無料シャトルバスあり(成田空港⇔ホテル) 空港第2・第3ターミナル至近 本館まで屋内通路で行き来可能 | 無料シャトルバスあり 新館と隣接、屋内通路で新館と直結 |
新館・本館とも、成田空港からの無料シャトルバスが使えます。
第2・第3ターミナルからのアクセスが良く、深夜早朝便を利用する方にも便利です。
両館は1階の連絡通路でつながっているため、天候や荷物の多さを気にせず行き来できます。
立地はほぼ同じですが、空港ターミナルからは新館の方がほんのわずかに近い印象です。
チェックイン時の混雑は新館より本館がやや多い傾向。
大人数の団体利用やツアー客が集中する日は、本館のロビーが賑やかになることもあります。
移動ストレスを最小限にしたい方は新館、ホテル滞在をじっくり楽しみたい方は本館がおすすめ!
⑤ 館内設備・ランドリー・喫煙所など
新館 | 本館 |
---|---|
コインランドリーあり 電子レンジ・自販機・喫煙所あり 設備は新しく使いやすい | コインランドリーあり 電子レンジ・自販機・喫煙所あり 広い共用スペースやロビー |
新館の館内設備は最新式で、特にランドリーや共用設備の清潔さ・使い勝手が好評です。
女性の一人旅でも安心して使える雰囲気があります。
一方、本館は共用部が非常に広く、ホテル内でゆっくり過ごしたい方やグループ利用にも最適。
ロビーのソファスペースや大理石の床、ちょっとした豪華さが感じられる点が本館ならではの魅力です。
両館ともコインランドリーや電子レンジ、自動販売機など長期滞在向きの設備が充実。
喫煙所もあり、タバコを吸う方にも使いやすい設計になっています。
館内Wi-Fiの速度や安定性も問題なく、ネット環境を重視する人も安心です。
新館も本館も、館内設備は充実!本館は共有部が広いので館内探索ができる!
>>東横イン成田空港 新館の詳細情報を見てみる【楽天トラベル】
>>東横イン成田空港 本館の詳細情報を見てみる【楽天トラベル】
⑥ 朝食サービス・混雑具合
どちらの館でも、東横イン名物の「無料朝食」がしっかり付いてきます!
東横INN成田空港本館
— relax (@relax20718222) February 22, 2024
調べたら2016年以来の宿泊
以前より朝食の品数が増えている
朝食で豚の生姜焼きには驚き!
コスパ良し!
安定の品質!
帰国したらまた宿泊します!👍😁 pic.twitter.com/wvpGhMFHxN
新館・本館どちらにも朝食会場があるのですが、SNSの投稿を見てみると、どちらか1つの朝食会場しかオープンしていないこともあり、両館の宿泊客が集まって激混みのこともあるよう。
そもそも、成田空港に近いという立地から、宿泊客の半数が外国人観光客という状態。
団体旅行やツアー利用のお客さんが多い日には、そもそも朝食会場がけっこう混雑する傾向に。
この点は、新館・本館どちらに泊まっても覚悟しなくてはいけない点ですね。
ですが、その分メニューの種類や量は多めで、
「無料で付くから期待してなかったけど期待以上」
「東横インの中で一番成田空港が朝食が豪華だと思う!」
というリアルな声もSNSで見かけます。
混雑状況は日によるので、出発前にフロントで空き時間を聞いてみるのがコツですよ。
新館も本館も、朝食内容や同じ。混み具合は日によるので新館・本館での違いはない!
⑦ 空港ビュー・景色の違い
東横イン成田空港 新館と本館は、成田空港側の部屋の場合は、第三ターミナルが見渡せます。
景色の見え方は、本館と新館の違いというよりも成田空港側の部屋になるかならないかの違いなので、どちらに宿泊したとしても成田空港を見渡せる部屋になる可能性はあります。
特に朝焼けや夕方、窓からジェットスターやLCCの機体が並ぶ姿が見えると、旅気分も爆上がりしますよね!
繁忙期などは難しいかもしれませんが、成田空港が見渡せる部屋を希望する場合は予約時にリクエストしてみても良いかもしれませんね!
新館も本館も、成田空港側の部屋になれば空港が見える!
⑧ コンビニ・周辺施設の利便性
新館にはコンビニはありませんが、本館1階にローソンが入っています!
新館 | 本館 |
---|---|
館内コンビニなし 1階通路で本館ローソンへアクセス可 | 館内にローソンあり! 深夜は品薄気味なので注意 |
「ホテル選びはやっぱりコンビニの有無が大事!」って方、けっこう多いですよね。
「夜食や朝ごはんにおにぎりをすぐ買いたい」って人には最高と好評です。
とはいえ、新館から本館までは屋内通路で雨の日でもラクラク移動できるので、実質どちらに泊まっても困りません。
ただ、ホテル内コンビニだけあって夜はお弁当やサンドイッチが売り切れることも多いので、必要なものは早めに確保するのが鉄則ですよ!
また、空港やターミナル内にも24時間営業のコンビニがあるので、ホテル到着時間が遅くなる場合は、そちらで買って帰る方が確実かもしれません。
「コンビニ直結」は本館の強みですが、本館と1階で繋がっている新館でも十分便利に過ごせます。
【リアルな声】宿泊者の口コミまとめ
ここからは、新館・本館に宿泊した方のリアルな口コミをまとめていきます!
本館:良い口コミ
- 「空港までのシャトルバスが多くて、利便性抜群」
- 「無料の朝食も期待以上に充実していてありがたかった」
- 「デラックスツイン広くて快適」「部屋も清潔でゆっくり休めた」
- 「館内のローソンが便利」「深夜でもお弁当や飲み物が揃っていた」
- 「チェックイン・チェックアウトが自動・スムーズで良かった」
本館:気になる口コミ
- 「シャワー温度が不安定。高温と冷水が交互に出るので風邪を引きそう」
- 「機械でチェックインしても、部屋がどこか分かりにくく、迷った」
- 「アメニティが部屋に無く、ロビーでの受け取り式だった」
- 「部屋が狭く、スーツケースの置き場に困った」
新館:良い口コミ
- 「成田空港利用に特化したサービスが便利、送迎バスも時間帯豊富」
- 「部屋はすごく清潔で、清掃が行き届いている印象」
- 「Wi‑Fiやコンセントの数が十分で、仕事の準備も安心」
- 「価格が良心的でコスパ最高。スタッフ対応も親切」
- 「飛行機ビューの部屋からの景色がテンション上がる!」
新館:気になる口コミ
- 「禁煙ルームでもタバコの臭いが気になることがあった」
- 「アメニティは部屋に無く、フロントで受け取る方式でわかりづらい」
- 「朝食会場が本館と統合されたため混雑するようになった」
- 「部屋が狭く、荷物置きに工夫が必要だった」
本館では、空港送迎・館内コンビニ・広々としたデラックスルームが好評です。 とはいえ、シャワーやチェックインのわかりにくさ、アメニティ受け取りの手間も気になる声が。
一方で、新館は清潔感・便利な設備・リーズナブルな価格感が魅力。 ただし、禁煙ルームの臭い、アメニティ受け取りの分かりづらさ、朝食混雑などが少しネックに感じられることもあるようです。
【まとめ】本館と新館、あなたにはどっち?
どちらも東横インらしい安定感と成田空港近くの立地が魅力ですが、 重視するポイント次第でおすすめが分かれます。
こんな方におすすめ | 新館 | 本館 |
---|---|---|
新しさ・清潔感重視 | ◎ | △ |
広い部屋・デラックス重視 | △ | ◎(デラックスツインあり) |
コンビニ重視 | △(本館ローソン利用) | ◎(館内ローソン直結) |
静かな朝食会場が良い | ◎ | △(混雑しやすい) |
家族・グループ利用 | △ | ◎ |
空港ビュー希望 | 〇(要リクエスト) | 〇(要リクエスト) |
「どちらが絶対に上」というより、旅スタイルや優先したいポイントに合わせるのが◎。
ビジネス・一人旅などサクッと利用なら新館、家族や荷物が多い方には本館向きです。
参考にして、あなたにぴったりな館を見つけてください!
【Q&A】よくある疑問にお答えします
Q1. デラックスツインを予約するならどちら?
本館にのみ「デラックスツイン(約33㎡)」が設置されています。 ゆったりした広さを求めるなら、本館を選びましょう。
Q2. チェックインはスムーズ?案内は分かりやすい?
自動チェックイン・チェックアウトを導入しており、スピーディな操作が可能です。 ただし、本館では館内が1号館/2号館に分かれていて、ルームキーや部屋番号だけでは迷う方も。 事前の案内を確認しておくと安心です。
Q3. アメニティ(歯ブラシ・パジャマなど)は部屋にある?
両館とも環境配慮の一環で、 アメニティは部屋ではなく、ロビー/フロントで必要に応じて受け取る形式です。 「部屋にあると思って安心していた…」という声もあるので、チェックイン時に受け取り場所の確認を。
Q4. 禁煙ルームでもタバコの臭いが気になる?
たまに「禁煙にしたのに臭いが気になる」という口コミもあります。 空調や隣室・廊下からの影響もありうるため、臭いに敏感な方は事前に消臭対応を相談してみてください。
Q5. 朝食会場が混雑する時間はある?
本館と新館の朝食会場が統合された結果、繁忙期や団体やツアー客利用の朝は混雑しやすくなっています。
「混雑の少ない時間帯を知りたい」という方は、事前にフロントに空いている時間を確認してみるとよいですね。